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料理を引き立てる黒の土鍋と、えらべる3色の蓋がついたIH対応の土鍋です。
一人鍋用の6号サイズから家族向けの9号サイズまで、3つのサイズからお選びいただけます。
種類:土鍋
号数:6号
鍋底の素材:炭板(カーボングラファイト)
直径:19cm
幅:21cm
高さ:10cm
満水容量:0.8L
重量:約0.9kg
生産地:日本(大阪+三重)
<目止めについて>
・鍋の使い始めに、「目止め」と呼ばれる準備を行います(初回のみ)。
鍋底の焦げを防止したり、洗いやすくする効果があります。
1.鍋の内側に大さじ1杯の片栗粉を入れた後、水を8分目まで注ぎます。
2.水の状態から沸騰させ、7分間煮立てます。
3. その後、中火で4分間温めます。
4. 火からおろして人肌まで冷まし、十分に水洗いします。
<取扱方法/注意事項>
・釉薬の色の具合はひとつひとつ微妙に異なります。
・空焚きをすると土鍋の底が剥がれる原因となりますのでご注意ください。
・高いところから落としたり、強い衝撃を与えると割れることがありますのでご注意ください。
・金たわしは使用しないでください。
・食器用洗剤で洗った後、鍋底が上に来るようにしたうえで、自然乾燥させてください。
オーシンショップの土鍋の特徴
IH土鍋には様々な発熱体を用いた方式がありますが、オーシンでは土鍋を毎日繰り返し使用する業務用の使用環境に応えるために“カーボングラファイト”の発熱体を用いています。
カーボングラファイトは熱伝導性に優れ、工業用のるつぼにも使用される強靭な素材です。 カーボンを3mm~1cm厚にスライスして取り付けることで、抜群の熱伝導率と保温性を確保しています。
土鍋がIHで調理できるまで
オーシンショップの土鍋は、研磨・切削・貼付の3つのステップを経て完成します。
1.研磨
鍋底の高台(こうだい)部分など、土鍋の底面を削って平らな面を作ります
。
大きな力を加えて行う加工は、土鍋が割れてしまう可能性もありますが、職人の手で少しずつ時間をかけ、水で研ぐように削っていきます。 研摩後、土鍋の底面の直径を測り、それに合わせたサイズのカーボン発熱体を用意します。
2.切削加工
カーボン発熱体は、カーボングラファイトが材料です。
海外で製造されたカーボンの大きな塊は1ミリ単位で切り出され、鍋の底径にあわせて自社工場で整形されます。 加工の終わったカーボンは、表面保護のために塗装を行い、次の工程に移ります。
3.発熱体の取り付け
研磨済みの土鍋に発熱体を取り付けます。
薄く研磨された土面とカーボンをそっと取りつけ、圧力を加えながら加熱し、固定します。
IH土鍋の加熱方式を比較する
土鍋をIHで加熱するには、「金属プレート式」「銀転写」「内面溶射」「カーボン式」という、4つの方式があります。
1.金属プレート式
鍋の中にIHに反応する金属プレートを沈めて使用します。水(だし汁)の中でプレートが発熱して周囲の水を暖めます。 金属プレートを入れるだけと手軽ですが、鍋の底に金属が沈んだ状態になります。
2.銀転写式
土鍋の底に、IHに反応する銀の薄膜を転写します。この膜が発熱し、鍋を暖めます。加工するには、鍋底が平面である必要があります。
3.内面溶射式
鍋の内部(底部)に金属の層を吹き付けます。それぞれは小さな粉ですが、厚みこうして出来た層が発熱して、鍋を暖めます。
4.カーボン式
土鍋の底を薄く削り、底面を覆うように3mmから10mmほどのカーボン発熱体を貼り付けます。張り付けたカーボン全体が発熱して、土鍋を温めます。
オーシンショップでは、長期間お使い頂けるように、多くの部分で発熱し、長時間蓄熱する「カーボン式」を採用しております。
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